2008年08月07日

Closed eyes

お待たせしました。新曲です。



まずはリリースコメントから。今回は二人がコメントを寄せてくれました。


茨木つよし

今回の曲は広島ライブをするために広島を訪ねたんですが、その時に出来た曲です。
「平和公園」「原爆ドーム」という場所はどうしても自分の目で見てみたいという気持ちがありました。実際どういう気持ちになったとか、そういうのって言葉にしたら駄目な気がして、でも言葉にしたくて、僕なりの言葉で僕なりの気持ちを曲にしました。
「あの日」を知らない僕らにもきっと出来ることはある。その気持ちを信じて・・・。

茨木たかし

 突発的にレコーディングを思いついて、ツヨシが広島ライブから帰った後に作ったこの曲を、8月6日の音楽活動とした、せめてものレクイエムが、この曲です。
 ライブ前の空き時間にひとり原爆遺跡を散歩してきたツヨシは多くを語りませんでした。ただひとこと、「なぜ広島に来たのか、その意味が分かったような気がする…」とだけつぶやいて。
 ぼくの子どもの頃に訪ねた広島には、まだあちこちに被爆建物がありました。原爆ドームにフェンスもなく、窓越しにのぞいたら、抜け落ちた天井の向こうに、青い澄んだ空がまぶしかったのを記憶しています。子どもでしたから、まだ放射能が残っているに違いないと、なるべく意気をしないようにこらえっていました。実は慣れない都会の大気のよどみが、そんなイメージをわかせただけでしょうが。
 世界初の被爆都市・広島、世界最後の被爆地であってほしい長崎。自らも大事な人たちをも、犠牲・被害にさらされたのに、被爆者たちの語りはいつも穏やかで静かで、その瑕の消えない深さに、必ず何かを伝えてもらっています。憎しみや憤りをどんなに激しく絶叫してもいいはずなのに、静かなのです。
 人間が犯した取り返しのつかない過ちによって、私たちは一瞬にして人生すべてを傷つけられました。過ちをするのも、傷つくのも、私たち人間なのです。なくなった無念の被爆者たち、…それは家族や恋人や友だちだったのですが…、その願いはただひとつ、もう二度とこんな過ちを繰り返さないで、それを世界中、子々孫々まで語り継いでつかあさいよ…。もう二度と繰り返しちゃあいけんのじゃけえね。
 今回の歌にツヨシが詩に託してぼくらがお届けするSpiritsは、そんな人たちからの伝言です。


『Closed eyes』
詞・曲  茨木つよし©
2008/08/07 Release

眠れないそんな日があった 暗闇の中で震えてた
さようならそんな日があった 最期の勇気ふりしぼり声を上げてた

涙流して消える「いたみ」なんてどこにもなかった
涙拭いて笑える「場所」なんてどこにもなかった
伝えていくんだ まだ見えぬ光の先へ

Closed eyes ここから見上げた空に
どんな明日が描かれようとも
Closed eyes 僕等は歩き続ける
どんな未来が待っていようとも
もう戻れない「あの日」があるかぎり

忘れないそんな日があった 手探りだけじゃ歩けない
残したいそんな日があった 胸に刻んで遥か彼方へと

涙こらえて消える「いたみ」なんてどこにもなかった
涙一粒で救える「場所」なんてどこにもなかった
伝えていくんだまだ見えぬ光の先へ

Closed eyes これから見上げる空に
どんな明日が描かれようとも
Closed eyes 僕等は歩いていける
どんな未来が待っていようとも
もう戻れない「あの日」があるかぎり

Closed eyes そこから見上げてる空に
どんな明日が描かれているの?
Closed eyes 僕等は歩いて行くよ
どんな未来が待っていようとも
もう戻れない「あの日」があるかぎり
ラベル:Release
posted by support-spirits at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | release | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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